2006年07月04日
海外で活躍する人

世界NO1の研究施設で毎日人々の健康のために研究する清先生ご夫妻。
清先生は精神障害、奥様はエイズについて研究されている。
同じ日本人として誇りに思う。因みに醜い大きい体が私です。
以前にも書きましたが、アメリカは国を挙げて医療費の抑制を推進している中で食品の研究が盛んに行われている。
いわゆる薬ではなく、サプリメントを含む食品での健康増進です。
サプリメントの業界では、このNIHの研究発表がいつも注目されている。
サプリメントを製造販売する中で一番難しいのが,
何のためにどのような人に飲んでもらうことが良いのかを明確に言えないことです。
サプリメントは食品だから効能効果を言えません。
また、飲み方も詳しくは言えません。
いつ飲むの?
一度に飲んでも良いの?
飲みすぎても大丈夫?
薬と一緒に飲んでも大丈夫?
健康には、バランスの良い食事、適度な運動、睡眠を十分にとることは誰でも知っている。
でも、ハードな仕事、便利さから来る安易な食事、環境の悪化、24時間昼夜がない都会生活、冷めた人間関係による不安、将来の不安、色々と問題が多く、どうしても健康な状態を保つことができない。
病気になってしまうと全てを失う。
だから病気にならないようにサプリメント(健康補助食品)で足らない栄養を補おうとする。
その考えも間違っているけど、この社会で生きていくには仕方がないと考えている人が多い。
だからなおさら、サプリメントを愛用している人は、もっと情報が欲しいと望んでいる。
だから私は色々な試験研究をしている。
「だから」「だから」は、一つの要求に対する答えのつめ。
しかし、この試験結果を消費者に公表することができません。
効能効果を言うことになると薬と間違える人が出てくるといけないから。
幼いころ、風邪をひいたらショウガをすってハチミツを入れて熱いお湯で溶かして、おばあちゃんや母親が飲ませてくれた。
豆腐は体に良いから食べなさい、にんじんは体に良いから食べなさい、毎日牛乳を飲みなさいなどと色々口すっぱく言われて大きくなってきた。
サプリメントは口すっぱく言われてきたものが、なぜ良いのかを科学的に分析した結果からよりその栄養成分を摂りやすく、摂取しやすくしたものであるにもかかわらず、何も言ってはいけない。
食品は薬以上の効果を出すことがある。
しかも安全に。
消費者は良いものを要求している。
そしてその製品についての情報を欲しがっている。
高いお金を出して、自分自身の健康を願うのであるから当然である。
サプリメントは、いくら食品だといっても効率的に体内で栄養成分が働くための飲むタイミングがある。
一度に飲むより分けて飲んだ方が良いとか、食後が良いとか効率的な飲み方があるのに消費者には言うことができない。
日本もいずれアメリカのように医療費を抑制するために国民一人ひとりが病気にかからないように
自分の体は自分で守る ことを推進するようになる。
そのときにサプリメントの位置づけは重要になるはず。
そのときのためにこれからもどんな小さな研究も試験も続けていかなければならない。
名前だけではできない、大きい会社ではできないことをやり遂げたい。

Posted by ミスター at 15:44│Comments(0)
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